人気漫画家・相原コージによる、80年代に反響を呼んだ動物コミックのOVA化。 アルピノのエゾヒグマの仔熊・シロ。彼の家族はお父さんとお母さん、双子の弟の大ちゃん、それに孤児のイノシシ・ウリ坊だ。お父さんはウリ坊を含む3匹の子供に川でエサの魚を獲る方法を教えてくれるが、猛烈に反射神経の鈍いシロはちっとも獲れない。優等生の大ちゃんと違い、少々マイペースなシロは相棒のウリ坊と仲良くもケンカ三昧の毎日だった。そんなある日、シロたちは川に流されて人間の町にたどり着く。なぜか荒んだ感じの町並の中、一同は周囲の探索を始めるが。 監督は『タイムボカン』シリーズで有名な笹川ひろし。原作者も絵コンテ形式で脚本を執筆し、力の入った取り組みをしている。歌手のなぎら健壱がシロ役のCVを担当する一方、同時に主題歌も歌っている。ちなみにアニメオリジナルで登場するあるメカニックのデザインは、アートミックに当時所属の漫画家・夢野れいが担当。