高校三年の加藤京子はいつものように家庭教師の大学生山崎健一に勉強を教わっている時、当然、健一に犯され、その時から二人は、単なる家庭教師と生徒という関係ではなくなった。ある日、健一は行きつけのスナックでポルノ写真を売りつけられたことから一計を案じる。それは、健一自身でポルノ写真を作成して商売するというのである。健一は早速、京子に連絡し京子の友人を紹介してもらう。やがて、京子とその友人の悦子、ルミが健一の部屋を訪れた。健一は三人の女の絡みを写真に撮りつづける、そして彼自身も三人の女を相手に官能に浸り込んでいった。やがて健一は三人のひもになり、売春をさせる。京子、悦子、ルミは、毎日、学校が終ると売春にふけっていた。やがて、京子が妊娠した。しかし健一は中絶の手術代として金を与える。数日後、健一が部屋に戻ると、京子が股間からおびただしい血を出して倒れていた。中絶したのである。そして、京子は用意した包丁を握りしめ、健一を背後から刺そうとするが失敗に終った。翌朝、国際空港線ロビーで健一と、彼の仲間が警察に逮捕された。新聞には、健一の写真とともに“ハイ・ジャック未遂事件”として大々的に報道された。その頃、健一の部屋では、昨夜のままの姿で京子が胸を包丁で突いて死んでいた。