第1集「謎の閃光 スプライト」 第2集「天空の女神 オーロラ」 第3集「46億年の旅人 流星」 青い空が漆黒の宇宙へと変わる、高度十数キロ~数百キロ。 そこに、“宇宙でも地球でもない世界”がある。 流星が飛び交い、オーロラが輝くその場所を、「宇宙の渚」と名付けよう。 このシリーズは、「渚を介して宇宙と地球は連続的につながっている」という新たな世界観を体感するシリーズである。 1961年、人類初の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンが「地球は青かった」と言った時から、私たちは地球を“宇宙から隔絶された要塞”のように捉えてきた。あれから50年。地球が宇宙との間で絶えず様々な物をやりとりしていて、 それがオーロラや流星といったスペクタクルを起こしていることが明らかになってきた。地球と宇宙の境目は、コンクリートの堤防ではなく、多くのものがゆるやかに行き来する、まさに「渚」だったのだ。 地上の渚に立つとき、人は海の果てのまだ見ぬ地に夢を馳せ、振り返って自らの来し方行く末を想う。 宇宙の渚に立ったとき、人類は何を思うのか?