狂言師 野村万作・萬斎・裕基、親子3代に密着!「狂言はヒューマンコメディー!」伝統芸能に生きる狂言師父子が目指すものとは。軽妙洒脱かつ緻密な表現のなかに深い情感を湛える品格ある芸で、狂言の一つの頂点を感じさせる人間国宝の野村万作。国内外で多数の狂言・能公演に参加、普及に貢献する一方、ドラマ、映画、舞台、テレビなどで幅広く活躍する野村萬斎。3歳で初舞台を踏み、祖父・万作、父・萬斎とともに狂言の道を歩む野村裕基。600年の伝統を誇る演劇「狂言」の家に生きる父子3代。萬斎は「なぜ狂言をやらなければならないか葛藤の日々だった」と少年時代を振り返る。鬼のように怖かった父・万作。「家を継ぐ」という重みとは。その伝統芸を伝えていく父・万作の苦悩とは。そして今、その父の背中を追い、父として息子に向き合う日々。狂言師父子のそれぞれの「おやじの背中」とは…。