かつて教師を経験し、その後トラックドライバーに転身していた女性が、一時的な代理教師のつもりで久しぶりに教壇に立ち、援助交際、セクハラ、体罰、登校拒否など、当時の学校を取り巻く問題に直面し、その変貌ぶりにとまどいながらも、正面から向き合い、解決の道を探っていく。インターネットも携帯電話もまだ普及していなかった時代だが、第8話では「想い」を相手に伝える手段と心の持ち方を、会話、手紙の他、パソコン通信、ポケベルといった当時旬だった通信方法を題材としつつ描くなど、毎回異なったテーマ、視点から「学校の現状」「子供たちの今」を取り上げている。