銀座中央署の刑事・将野軍平(村上弘明)は自他ともに認める歴史オタクで、後輩刑事の久野苺子(笛木優子)や茶屋乙美(中村静香)から“将軍”とよばれている。ある日、東京・西銀座の路地裏でスーパー店員・片瀬江里(舟木幸)の刺殺体が見つかった。臨場した将野は周囲に検問を張って不審者を洗い出すよう指示を出すとともに、遺体の第一発見者から状況を聴く。その女性は迷彩服の人影が走り去るのを目撃したという。近くの防犯カメラを確認したところ、容疑者はなんと7人も検知され、将野は「まるで平将門の影武者伝説だな」とつぶやく…。平将門が影武者6人を並べ、敵をかく乱した伝説を思い浮かべたのだ…。犯人は、将門公のように捜査の目をくらまそうとしたのだろうか…!?