1999年の末に実際に起きた事件の映画化。新潮文庫に収録された事件の当事者による手記は2011年3月現在、約20万部のロングセラーとなっている。1999年12月。雪舞う音さえ聞こえるほどの静けさのなか、男がひとり、妻を葬(ルビ:おく)った。272日、6,000Km―― これは、とある夫婦の壮絶な愛の記録である。1999年 12月。1人の男が逮捕された記事が、新聞の社会面にほんの小さく載った。罪状は、「保護責任者遺棄致死」――老年や幼年、身体障害者や疾病のために扶助を必要とするものを遺棄し、死に至らしめたことに対する罪であった。男は末期癌の妻をワゴン車に乗せ、9カ月もの間、日本各地を彷徨っていた。2000年秋、月刊誌「新潮45」に2号にわたって、逮捕された男・清水久典氏の手記が記載されて、大きな反響を呼ぶ。やがて文庫化されたその手記は、殆ど宣伝もなしに口コミで15万部を売り上げ、2011年現在、約20万部のロングセラーとなっている。【キャスト】三浦友和 石田ゆり子西原亜希 / 掛田誠 近童弐吉 黒沼弘己 でんでん 松浦祐也十貫寺梅軒 田島令子 / 常田富士男【スタッフ】原作:清水久典「死にゆく妻との旅路」(新潮文庫刊)脚本:山田耕大音楽:岡本定義(COIL)監督:塙幸成製作:阿久根裕行 青山洋一/エグゼクティブプロデューサー:阿久根裕行Co.エグゼクティブプロデューサー:半田健/プロデューサー:朴木浩美推薦:石川県 金沢市 氷見市 七尾市 高岡市宣伝特別協力:関西テレビ放送 石川テレビ放送/助成:(文化庁ロゴ<添付ファイル>)文化芸術振興費補助金製作:「死にゆく妻との旅路」製作委員会(イメージフィールド/青山洋一/めいふぁず/ミノル・プランニング・コーポレーション/テアトル・ド・ポッシュ)※デザイン・仕様・収録内容は変更となる場合がございます。発売元:CHANCE IN販売元:TCエンタテインメント