コンセプトは渋谷のようで渋谷ではない「バーチャル世界《シブヤ》」(SHIBUYA 109の隣に108(東映)が建っていたり、道路標識などの表記もカタカナのシブヤとなっていたりする)を舞台に繰り広げられるストリート系SFXアクションドラマ。5人の15歳の少年少女らの「戦い」を描いた青春作品で、彼らの心情や葛藤も描き出している。「特撮=子供向けのジャンル」という、海外ではあまりみられないにも関わらず、日本国内には広く定着している誤った既成概念を払拭することを念頭におき、一味違う作品観を提示している。また、田﨑竜太、白倉伸一郎をはじめとする平成仮面ライダーシリーズの制作陣が結集している点(ちなみに、全12話を執筆した米村正二は、翌年の『仮面ライダーカブト』でメインライターを務める事になる)や、同シリーズの出演キャストがゲスト出演している点なども話題となっている。また、最終話の12話のエンディングの内容をベースとして、全話を含めた第1話にかけてのエンディングの内容が繋がっており、第1話のエンディングから連続して繋がっているのではなく、あくまで12話のエンディングから連続して第1話のエンディングまで繋がっているという事である。また、エンディング中に後々の回で使われる登場人物のセリフが提示され、そのセリフが使われると、該当シーンは消えて別の登場人物のセリフが提示された。