売れない小説家のサアヤはテレビ局に勤める親友・ユキエの勧めで都市伝説である「口裂け女」について本を出すことを決心する。ユキエが集めた情報では、ここ数日目撃されている口裂け女の正体は、ある隔離病棟から脱走した資産家令嬢・白鷺マユである可能性が高いという。その夜、ユキエが勤めるTV局控え室内で謎の殺人事件が発生する。隠しカメラで盗撮していたスタッフの映像を見るとそこには血まみれの白衣を着た女が映っていた。ユキエと共に今まで目撃情報のあった場所を探るサアヤ。しかし、そこへ白鷺マユの父親が現れ、この件から手を引くことを強要される。男に追われ二人は森の中へ逃げ出した。そして、悲しい歌声と共に恐怖の幕が開く。カゴメカゴメ・・・カゴノナカノトリハ・・・。