今年も恐怖の世界へお連れします!稲川淳二の超こわい話シリーズ最新作!!怨念に満ちた背筋も凍る恐怖をあなたに・・・【6話収録】■「ドスンと音がして」ドスン!というすごい音がして、体が激しく揺れた。どうやら事故にあったらしい。気がつくと病院のベッドの上だった。一緒に車に乗っていた友人は即死だったそうだが、そんなはずはない。なぜなら・・・■「ナホトカ」とある海岸。妙な噂が絶えず、誰も寄り付かない場所であった。ある時、そんな噂があるとは知らないよそ者二人組が、浜で焚き火をして楽しんでいた。すると、どこからやってきたのか、女の子が立っている。その子供をよーく見てみると・・・■「骨鳴りの吊り橋」九州出身のAさんの話。Aさんの実家はお米屋さんで、自転車を使い配達をしていた。いつものように配達を終えたある日、疲れていたので近道を使い帰っていると、地元では有名ないわくつきの吊り橋に近づいてきた。通りかかろうとした、その時・・・!■「東京大空襲」終戦後のある日。5人組の男たちが、外があまりに暑いので水遊びをしようと話していた。場所を探したが、なかなか見つからない。しかたなく立ち入り禁止のプールに入り遊ぶことにした。しかし・・・■「青森の美容院」青森で美容院を経営している水野さんは、年末年始で大忙しな日々を過ごしていた。その日も忙しい一日を終え、後片付けをしていると、外に若い女性が立っている。『今日は終わりました』と告げると、その女性は何も言わず帰っていったのだが・・・≪名作選≫2007年、あの名作を再び稲川淳二が語る・・・。■「渓谷の廃屋」稲川淳二本人の体験談。奥多摩の旅館に泊まった稲川は、深夜洗面所を探し、川沿いにたたずむ母屋を訪ねる。翌朝、その話を女将にするのだが、どうにも要領を得ない。実は・・・