芸術の都で、食の都、今や世界一観光客が訪れる国でもあるフランス。そんなフランスで、いま危惧されているのが、「フランス料理がまずくなっている」ということ。街で話を聞いてみても・・・「昔はどこの店に入っても美味しかったが、今は選ばなければいけない」との声。フランス政府も危機感をもっていて、ある対策に乗り出した。そして、"まずくなったフランス料理"を救う一つの手段として今、日本人シェフが存在感を示している。レストランの厨房を覗くと、実に多くの店で日本人のシェフが働いているのだ。また、フランス料理のスープのもととなり、味の決め手となる"ブイヨン"。ここでもニッポンが、無くてはならないものとなっていた。