高校最後の夏休み、彩乃は消息を絶った親友の未来を捜すため東京から一人で京都に来ていた。夏休み前、奥手の未来は同級生で学校一の人気者・桂川に告白された。付き合い始めたものの、いちいち交際の仕方を彩乃に相談した。彩乃は未来に先を越されたくないために、先輩の大学生・旬に処女を捧げたものの妊娠してしまうという問題を抱えており、つい未来に冷たく当たってしまった。未来の家出は自分が原因かもしれないと彩乃は思っていた。京都に着きあてもなく街へ出ると、ナンパ男・銀一が声を掛けてきた。写真を見せると未来をナンパそてホテルへ行ったと話すがそれは嘘だった。未来が自殺するかもと言い残し、彩乃は宿へ向かった。翌日、彩乃にまた銀一が声を掛けた。銀一は昨日のことを詫び、一人で未来の行方を捜したと話した…。