女優であるミシェルは、ある映画を撮影していたが、撮影の最中に原因不明の吐き気と頭痛を引き起こし、その場に倒れ込んでしまう。撮影を一時中断し、療養のために休暇をもらうが、忽然と姿を消す。同時に、BJが治療しようとしていた患者が、患者の意志によって直前に死んでいた。金を払えばすぐにあの世へと送ってくれる医師、ドクター・キリコ…もう1人の黒い医者であった。数日が経って仕事もなく、休暇中のBJに治療の依頼が入る。依頼主はミシェルであった。痩せ細った体でBJに助けを求める彼女。原因は拒食症を伴う奇病であった。しかし、どんなに時間を掛けた検査も治療も効果が無く、彼女自身もついには死にたいとまで考えるに至った。そんな時、BJの前にキリコが現れ、病気の原因を解くカギになるかもしれないと本を差し出し、ある場所を指した。後日BJ が訪れたそこは、廃墟と化した軍の廃棄物処理施設であった。そこに隠された病魔の根源とは…?