渡辺小五郎(東山紀之)は、ひょんなことから妻のふく(中越典子)と夫婦ゲンカになり、ふくは家出してしまうことに。折も折、夫から逃れた妻たちが駆け込む「縁切り寺」で、女たちが殺される事件が起こる。妻の家出中とあって「もしや」と案じて寺へと急ぐ小五郎。この事件を皮切りに、女たちの弱みにつけ込んで食い物にしようとする巨悪が徐々にその姿を現していく……。さらに、江戸の町に、風来坊の仕事人 “瓦屋の陣八郎”(遠藤憲一)がやってくる。お菊(和久井映見)は、「あいつとだけは関わるべからず」というのだが!?さまざまな人々を巻き込んで加速する陰謀に、仕事人たちが立ち向かう。今年の仕事人は、「女の敵」を一刀両断!